道後温泉駅から歩いて回れる人気の日帰り温泉3選!!

旅行

日本最古の温泉と言われる道後温泉(愛媛県)へ家族旅行する予定となりました!
愛媛県に行くのは初めてのため、旅行に行くまでにみっちり愛媛県のことを勉強し、満喫した1泊2日を送りたいと思います
では、道後温泉という名のとおり、まずは温泉について調べていきたいと思います!!

道後温泉といえば絶対ここでしょ!!待ってでも入りたい「道後温泉本館」

道後温泉本館

道後温泉本館

こちらは当時、道後湯之町初代町長であった伊佐庭如矢さんが明治27年(1894年)に総工費13万5千円もかけて建造された歴史ある建物になります。なんと、現在の貨幣価値でいうと30億円相当だそうです!! 当時、莫大なお金が必要となるため、地元の人たちからは猛烈な反対運動が起こり、伊佐庭町長は命の危険を感じるほどだったとか・・・💦そんな恐怖にも負けず、伊佐庭町長は『この道後温泉が100年たっても真似の出来ない物を造ってこそ意味がある。人が集まれば町が潤い、百姓や職人の暮らしも良くなる』と言って、自分の給料をすべて改築費用に充て、みんなを説得し、道後温泉本館の改築工事が実現したそうです。自分は無給で、命の危険まで感じたのに、それを成し遂げた伊佐庭如矢さんって、ほんとにすごい人だな~と思いました町長の鏡です✨この人がいなかったら、今の道後温泉はなかったでしょうね・・・
現在、こちらの建物は重要文化財として指定された建築物ですが、今もなお公衆浴場として使用されているのがすごいです伊佐庭町長が言った言葉どおり意味のあるものとして100年以上の歴史を刻んでいますね
また、ジブリのアニメ「千と千尋の神隠し」に出てくる“油屋”のモデルのひとつにもなったと言われています。
道後温泉本館のことを知れば知るほど、さまざまな歴史を感じることができ、道後温泉の象徴といえる観光スポットですね。

現在、保存修理工事のため神の湯のみで営業

現在、保存修理工事のため、令和3年7月4日(日)まで北側入口に玄関を変更し、『神の湯』のみで営業しています。そのため、『霊の湯・又新殿・2階3階休憩室』は休止しています💦
そして、令和3年7月15日(木)から東側入口に玄関が変更となり、霊の湯のみが営業となります。又新殿の一般観覧は令和4年1月以降の予定です。
保存修理工事がすべて終わるのは令和6年末の予定で、それまでは一部のみしか利用できませんが、工事中のみしか見ることができない体験ができます。火の鳥などが描かれたラッピングアートや北側には10枚のウォールパネルアートが飾られおり、また、毎日18時半~21時半に15分毎、3分程度のプロジェクションマッピングが行われています。これは保存修理工事中のみで、特にラッピングアートは令和3年5月上旬頃までの予定なので、貴重な体験かもしれませんね~

道後温泉本館ラッピングアート

引用:道後温泉事務所 ©TEZUKA PRODUCTIONS

営業時間、利用料金など...

神の湯(~令和3年7月4日(日)まで)  霊の湯(令和3年7月15日(木)~)
全国的にも珍しい『無加温・無加水の源泉かけ流し』を堪能できます
※令和3年7月5日(月)から令和3年7月14日(水)の期間は後期保存修理工事への切り替えのため、臨時休館しておりますので、ご注意ください。

大人(12歳以上) 小人(2~11歳) 営業時間 利用時間
420円 160円 6:00~23:00(札止22:30) 1時間以内

※ドライヤーとロッカーは無料でご利用いただけます。
※タオルや石鹸等何も置いていないので、ご持参いただくか、売店にて下記の商品をご購入ください。
売店商品
・道後温泉本館オリジナルフェイスタオル(みかん石けん付)/250円(税込)
・貸タオル/50円(税込)
・貸バスタオル/200円(税込)
・木はがき/500円(税込)
・浴衣(S・M・L)/4,000円(税込)
・浴衣(LW・3L)/5,000円(税込)
・カミソリ(T)2枚刃/50円(税込)
・歯ブラシ/30円(税込)
・ヘアブラシ/60円(税込)
・みかん石けん(小)/50円(税込)
・シャンプー・コンディショナー/各50円(税込)
・POMジュース/150円(税込)
・ポカリスエット/130円(税込)
・ミネラルウォーター/120円(税込)

道後温泉本館 神の湯

道後温泉本館 神の湯   引用:道後温泉事務所

混雑状況を確認する方法は?

こちらの温泉は、道後温泉に訪れた人が誰しも立ち寄りたいと思っている一番人気の温泉なので、常に混雑しており、入浴するのにかなり並びます。なんと朝6時開店時より並んでいるそうですよ予約制度がないため、以前は現地に行って順番が来るまで待たなければ入浴ができませんでしたが、現在コロナ渦で密を作らないように、対策がとられたようです。混雑時の対応として、現地で整理券(時間選択可)を配布してもらい、指定時間に入館できるようになりました。安心はもとより、時間も有効活用できるようになり、素晴らしい改善ですね
また、道後温泉事務所のホームページより、待ち時間や利用状況を確認できたり、道後温泉本館前のライブ映像を見ることができるので、現地まで行かなくてもある程度の混雑状況が確認でき、とても便利になってます!!

道後温泉本館
愛媛県松山市道後湯之町5番6号
TEL:089-921-5141(道後温泉事務所)

足を踏み入れればそこは飛鳥時代「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉」

道後温泉本館の別館となり、こちらも人気の温泉です。本館がいっぱいで入れない場合、こちらを案内してくれるようですね~。
こちら「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉」は2017年12月にオープンし、まだまだ新しい温泉施設です。本館は歴史を感じる重厚感的な魅力がありますが、こちらはこちらでまた違った新鮮な魅力を感じることができます。
こちらの建物のコンセプトは飛鳥時代の建築様式を取り入れた湯屋だそうです。
なるほど・・・。温泉を楽しむだけでなく、目でも楽しめるように道後温泉の歴史を「愛媛の伝統工芸&最先端のアート」を用いて表現しているんですね エントランスを入った瞬間から、日常を忘れ贅沢な気持ちに酔いしれてしまいそうです

道後温泉別館 飛鳥乃湯泉

道後温泉別館 飛鳥乃湯泉  引用:道後温泉事務所

道後温泉別館 飛鳥乃湯泉 エントランス

道後温泉別館 飛鳥乃湯泉 エントランス  引用:道後温泉事務所

皇室気分を味わえる又新殿を再現された「特別浴室」

道後温泉本館のほうに皇室専用の浴室「又新殿」があり、あちらは拝観のみになりますが(現在保存修理工事のため、令和4年1月以降拝観可能の予定)、飛鳥乃湯泉では皇室専用浴室「又新殿」を再現し、実際に入浴することができます。また、古代の身分の高かった人が入浴する際に着たといわれる湯帳を着て入浴でき、より本格的に皇室気分を体験することができます。
こちらの2階特別浴室に限り事前予約ができるようで、利用希望日の3ヶ月前から電話で受け付けています。人気があるようなので、道後温泉に行った際にはぜひとも入りたい!という方は、事前に予約することをおすすめします。
また、当日予約の場合は、2時間前までの事前予約が必要となります。
口コミで見たのですが、特別浴室には洗い場がないため、まずは1階の浴室を利用してから2階の特別浴室を使用しなければならないとありました。場所が離れているため、移動する際にまた浴衣か服を着用しなければならないという手間はありますが、又新殿に入浴できるという体験はここでしかできない体験なので、このひと手間もご愛敬のように感じますね。

道後温泉別館 飛鳥乃湯泉 2階特別浴室

道後温泉別館 飛鳥乃湯泉 2階特別浴室  引用:道後温泉事務所

道後温泉別館 飛鳥乃湯泉 湯帳

道後温泉別館 飛鳥乃湯泉 2階特別浴室  引用:道後温泉事務所

↑ 湯帳

どの部屋で休憩しようか迷ってしまう!5つのテーマからなる個室休憩室

道後温泉本館は現在保存修理工事で、休憩室を利用できないため、湯上りはゆっくり休憩したいという方には飛鳥乃湯泉が絶対おすすめです!!
休憩室はそれぞれテーマが違う5つの個室休憩室と60畳もある大広間の休憩室とがあります。休憩室を利用するかしないか、個室か大広間かで利用料金が変わってきますが、休憩室利用の場合はお茶とお茶菓子のサービスもついてきます。それに、素敵な空間で優雅な時間を過ごすことができるため、特に個室休憩室は人気があるようです。

道後温泉別館 飛鳥乃湯泉 白鷺の間

道後温泉別館 飛鳥乃湯泉 白鷺の間 引用:道後温泉事務所

↑ 白鷺の間 「白鷺伝説」をテーマに、なんとこちら「伊予水引」を用いて、すべて作られているようですなんて、技術だ~💦

道後温泉別館 飛鳥乃湯泉 玉之石の間

道後温泉別館 飛鳥乃湯泉 玉之石の間 引用:道後温泉事務所

↑ 玉之石の間 「玉の石伝説」をテーマとしており、「筒描染」という技法を用いて8mもの長い布に染色しているそうです。「筒描染」とは、筒に防染用の糊(もち米からつくられている)を絞り出しながら文字や絵を描く技法だそうです。糊を塗った部分には色がつかないようで、その上から色をつけたい部分を刷毛等で塗り、その後洗い流すと糊を塗った部分は白く残るようです。(筒描染の一般的な説明で、こちらがその工程でつくられているのかはわからないのですが・・・💦)こんなに繊細な絵が染物で描かれていることに驚きました

道後温泉別館 飛鳥乃湯泉 椿の間

道後温泉別館 飛鳥乃湯泉 椿の間 引用:道後温泉事務所

↑ 椿の間 聖徳太子が道後温泉に来浴された際、残したとされる「湯岡の碑文」に描かれていた「椿の森」をテーマとされているようです。中央の大きな椿の花は、微妙に色の違うタオルを1枚1枚組み合わせて表現されています。全国的に有名な今治タオルの産地である愛媛県ならではのアイデアですね

道後温泉別館 飛鳥乃湯泉 行宮の間

道後温泉別館 飛鳥乃湯泉 行宮の間 引用:道後温泉事務所

↑ 行宮の間 飛鳥~平安時代に皇室の方々が道後温泉に来訪されたことをテーマにしています。当時、来訪された時に道後温泉で見られたであろう情景を桜井漆器の蒔絵の技術を用いて表現されています。ちなみに蒔絵って、漆芸の技法で細い筆を使って漆で絵を書き、上から金の粉をかけて蒔き付け、模様をつけることだそうです。私は単純に巻いた絵を想像してしまっていました💦おバカですいません

道後温泉別館 飛鳥乃湯泉 湯桁の間

道後温泉別館 飛鳥乃湯泉 湯桁の間 引用:道後温泉事務所

↑ 湯桁の間 「伊予の湯桁」をテーマとしており、こちらは西条だんじり彫刻の技を用い、100種類もの彫刻刀を使ってつくられているそうです。彫刻でこんなに立体感を出せるなんて、職人さんの技術ってすごいですね✨

道後温泉別館 飛鳥乃湯泉 大広間休憩室

道後温泉別館 飛鳥乃湯泉 大広間休憩室 引用:道後温泉事務所

↑ こちらの大広間休憩室は道後温泉本館神の湯2階休憩室と同じくらいの広さがあり、約60畳ほどの広さになります。天井には「ギルディング和紙」という伝統工芸品の「大州和紙」とギルディング(金属箔)が融合された和紙が飾られており、優雅で柔らかな雰囲気が演出されていますね

プロジェクションマッピングも見れる大浴場&露天風呂

道後温泉別館 飛鳥乃湯泉 大浴場

道後温泉別館 飛鳥乃湯泉 大浴場  引用:道後温泉事務所

大浴場は、道後温泉にまつわる和歌の風景が描かれた砥部焼の陶板壁画で囲まれています。伝統工芸品に描かれた絵を鑑賞しながら、温泉に入れるって最高ですね~!こちらも道後温泉本館と同じで、無加水・無加温の源泉かけ流しだそうです。

道後温泉別館 飛鳥乃湯泉 大浴場

道後温泉別館 飛鳥乃湯泉 大浴場  引用:道後温泉事務所

そして、こちらの陶板壁画でなんと30分間隔に数分、太陽が昇ったり、船が海を渡ったりとプロジェクションマッピングを見ることができるんです。こちらの画像は男子浴室で、山部赤人の歌を表現した絵が描かれています。女子浴室のほうは額田王の歌を表現した絵が描かれています。

道後温泉別館 飛鳥乃湯泉 露天風呂

道後温泉別館 飛鳥乃湯泉 露天風呂  引用:道後温泉事務所

外の光を上品に取り入れた露天風呂もあります。壁には、媛ひのきのデコラパネルが飾られており、雄大な山や海の世界観を表現しています。木でここまで表現できるの?っていう出来栄えですね~。
口コミで見ると、こちらの露天風呂はあまり広くないようですね・・・💦
空いている時がおすすめかな~

営業時間、利用料金など...

営業時間 6:00~23:00
( 札止め:1階浴室22:30 2階大広間・個室21:00 2階特別浴室20:40)
利用時間 90分

1階浴室入浴 1階浴室入浴

2階大広間休憩
お茶・お茶菓子付
1階浴室入浴

2階個室休憩
お茶・お茶菓子付
1階浴室入浴

2階特別浴室
お茶・お茶菓子付
大人610円
小人300円
大人1280円
小人 630円
大人1690円
小人 830円
1組2040円

大人1690円
小人 830円
貸浴衣付 貸浴衣・貸タオル付 貸浴衣・貸タオル・貸バスタオル・貸湯帳付

※1階浴室には下記のものがあります。
ボディソープ・シャンプー・コンディショナー・ドライヤー・無料ロッカー・有料のコインロッカー
※タオルは貸タオル50円貸バスタオル200円で借りられます。また、オリジナルタオル600円オリジナルバスタオル2000円の販売もあります。

混雑時の対応は?

飛鳥乃湯泉の場合、混雑時(待ち時間発生時)の対応として、入り口で呼び出しシステムに登録し、呼び出し順に入館できるようです。こちらのほうは、道後温泉本館に比べると特別浴室以外はそれほど待たずに入館できると思います。
こちらのほうも道後温泉事務所のホームページのほうで待ち時間を確認できますので、チェックしてみてくださいね!

道後温泉別館 飛鳥乃湯泉あすかのゆ
〒790-0842 愛媛県松山市道後湯之町19番22号
TEL 089-932-1126(道後温泉コンソーシアム)

地元の人に愛されている「道後温泉 椿の湯」

「道後温泉 椿の湯」は「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉」のすぐ隣にあります。
道後温泉本館と飛鳥乃湯泉は観光客の人向きの温泉施設ですが、椿の湯は地元の人からも多く利用されている温泉施設です。
利用料金もお手頃価格で、道後温泉本館ほど混雑もないので、時間に余裕のない方やお安く温泉に入浴したい方などはこちらの椿の湯がおすすめです!
もちろん、こちらも無加温・無加水の源泉かけ流しで道後温泉本館と飛鳥乃湯泉と同じお湯になっています。
椿の湯は1953年に建てられた歴史ある温泉施設ですが、1984年に改築され、さらに2017年にリニューアルされたので、現在建物は新しくきれいになっていますよ~。

道後温泉別館 椿の湯

道後温泉別館 椿の湯  引用:道後温泉事務所

営業時間、利用料金など...

大人(12歳以上) 小人(2~11歳) 営業時間 利用時間
400円 150円 6:30~23:00(札止22:30) 1時間以内

※ドライヤー3分10円、ロッカー10円でご利用できます。10円玉を準備しておくことをおすすめします。
※タオルや石鹸等何も置いていないので、ご持参いただくか、売店にて下記の商品をご購入ください。
売店商品
・貸しタオル 50円
・みかん石けん(小) 50円
・シャンプー 50円
・コンディショナー 50円
・歯ブラシ 30円
・カミソリ 30円

道後温泉別館 椿の湯

道後温泉別館 椿の湯  引用:道後温泉事務所

混雑時の対応は?

椿の湯の場合、混雑時(待ち時間発生時)の対応として、入り口で番号札をもらい、呼び出し順に入館できるようです。こちらのほうは、道後温泉本館に比べるとそれほど待たずに入館できると思います。
こちらのほうも道後温泉事務所のホームページのほうで待ち時間を確認できますので、チェックしてみてくださいね!

道後温泉 椿の湯
〒790-0842 愛媛県松山市道後湯之町19番22号
TEL:089-921-5141(道後温泉事務所)

けいたんママ

けいたんママ

こんにちは! アラフィフ主婦けいたんママです。 趣味はネットショッピング! (買い物中毒といっていいぐらい・・・) その他、パソコン、ペット、グルメ、旅行・・・といろんなことに興味があって、1日24時間じゃあ全然足りないアラフィフ主婦です。 おもいついたいろんなことを発信していきますね~♬

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